研究課題/領域番号 |
16K16404
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医用システム
|
研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 (2017-2018) 東北大学 (2016) |
研究代表者 |
高木 亮 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 研究員 (20771885)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 強力集束超音波 / 超音波診断 / 超音波イメージングプローブ / 強力集束超音波治療 / 1.5D超音波アレイプローブ / 超音波ノイズ除去 / 1.5D-アレイプローブの最適化 / 非線形音場シミュレーション解析 / 超音波モニタリング / キャビテーション |
研究成果の概要 |
強力集束超音波治療において、患者の呼吸振動により、組織が動いてしまうために、安全な治療が困難になるという課題があった。本研究では、その組織移動を追従するために、治療時の組織変位解析を行った。さらに素子数を増やし、最適設計した新規1.5-D超音波アレイプローブを開発した。本プローブにより、従来法に比べて約3倍の範囲の領域の組織変位を検出・追従することを可能にし、超音波治療時の組織移動追従を実現した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、超音波治療時の組織変位を追従するにあたり、最適な超音波プローブ設計パラメータの抽出や治療時の変位形状・パターンを体系化することができた点である。従来、医師の知見やスキルに依存した超音波治療において、組織変位を追従しながら半自動で超音波治療が行える新手法は、医師・患者の身体的・精神的負担軽減のみならず、安全な治療を行える、という点で社会的な意義がある。
|