研究課題/領域番号 |
16K16419
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療技術評価学
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研究機関 | 大阪医科大学 |
研究代表者 |
駒澤 伸泰 大阪医科大学, 医学部, 講師 (20529226)
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研究協力者 |
南 敏明
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 気道管理 / 麻酔 / 評価型シミュレーター / 気道管理器具 / シミュレーション / 気道評価 / 気管挿管 / 生体侵襲 / シミュレーター / 医療・福祉 / 生体負荷 / 生体力学 |
研究成果の概要 |
各種気道管理器具の形状や機能改善を当院の医療技能シミュレーション室で医療用ゴム・プラスチック等を用いて行い「侵襲が低く気道管理困難にも対応できる」気道管理器具の形状と機能を評価した。具体的方法としては、ブレード・シャフト部分の形状変化(厚み、柔軟性、距離等の調整)やモニター位置の変更等を行った。評価型シミュレーターを利用して、気道管理困難であっても生体侵襲を最小限にする形状・特性を明らかにし、新規気道管理器具のプロトタイプを作製中である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
心肺蘇生などの救急医療、院内急変対応などの緊急時対応や手術室麻酔、集中治療管理における人口呼吸管理においても、確実な気道管理は必須の医療行為である。しかしながら、気道管理が必要な場合、多くの患者は循環破綻状態にあり、気管挿管刺激により致死的不整脈など様々な心合併症を引き起こす可能性がある。また、比較的気道管理環境の整った手術室でも気道確保不適切による心停止発生の症例数は多く重篤な予後につながることが麻酔科学会の偶発症例調査で示されている。本研究は「多様な気道管理困難に対応可能」かつ「侵襲の低い」な新規気道管理器具の開発の基盤となると考えられる。
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