研究課題/領域番号 |
16K16436
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
中川 周士 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (30643382)
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研究協力者 |
新井 祐志
市丸 昌平
下村 征史
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | MRI / rehabilitation / ACL reconstruction / 前十字靭帯 / 前十字靭帯損傷 / リモデリング / リハビリテーション |
研究成果の概要 |
前十字靭帯(ACL)再建術後の移植腱の生着と造影MRIの所見の関係について明らかにするために、動物腱移植モデルを使用して組織学的変化と造影MRIにおける移植腱周囲の造影効果について評価した。移植腱が生着する過程において、造影MRIでははじめ移植腱の周囲に造影効果がみられるのみであったが、その後経時的に移植腱内部にも造影効果が明らかとなった。本研究結果は、造影MRIの所見が移植腱の生着過程を明瞭に描出していることを明らかとした。造影MRIを用いた評価は前十字靭帯再建術後の移植腱の強度を推定するためのリハビリテーションの指標の礎となる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ACL損傷後にアスレチックリハビリテーションが行われているが、復帰への客観的な指標が存在しない。最も重要なことは再断裂などの再受傷を確実に予防することである。本研究によってMRIによる侵襲の少ない評価を行うことで、ACL再建患者さんに、安全なテーラーメイドリハビリテーションを適応することが可能とする基礎的データを構築できたと考える。
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