研究課題/領域番号 |
16K16455
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 川崎医療福祉大学 |
研究代表者 |
高橋 尚 川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 講師 (30612981)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 高強度インターバルトレーニング / トレッドミル / モリス水迷路試験 / ラット / 多発性脳梗塞 / 短時間高負荷運動 / 高負荷インターバルトレーニング / 運動療法 / インターバルトレーニング / リハビリテーション / 生理学 / 循環器・高血圧 |
研究成果の概要 |
本研究は,高強度インターバルトレーニング(HIIT)が心肺機能,筋重量,および空間記憶能に及ぼす影響を検討した.また,HIITの継続が多発性脳梗塞後の空間記憶能へ及ぼす予防効果についても検討した.実験はラットを対象とし,HIITはトレッドミルを使用して週に3回,2か月間行った.その結果,HIITはヒラメ筋の筋肉量を増加させ,持久力を向上させることが明らかになった.また,運動を実施しなかったラットは,HIITを行ったラットと比較して多発性脳梗塞後に空間記憶能が減少する傾向にあった.したがって,HIITは多発性脳梗塞後の認知機能低下を予防しうることが示唆された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
運動が身体能力を向上させ,健康寿命の延伸に繋がることが報告されている.しかし,運動の継続が難しいことも報告されている.その原因として運動をする時間が無いことが挙げられる.本研究で行った高強度インターバルトレーニング(HIIT)は,運動に必要な時間が短く,筋力に加えて持久力も向上できる運動である.本研究の結果,HIITの継続は筋力や持久力を向上させることに加えて,脳梗塞後の認知機能低下を予防しうることを示唆した.本研究の成果を基礎的なデータとして,今後ヒトを対象にHIITの効果を検証する研究するが増えていくことで,HIITが認知機能に及ぼす影響についての詳細が明らかになっていくことが期待される.
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