研究課題/領域番号 |
16K16473
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 川崎医療福祉大学 |
研究代表者 |
吉村 洋輔 川崎医療福祉大学, リハビリテーション学部, 准教授 (20543052)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ノルディックウォーキング / 歩行分析 / 理学療法 / 床反力 / 荷重センサー / リハビリテーション / ウォーキング / 体幹加速度 / 運動効果 / 運動学 |
研究成果の概要 |
通常歩行よりも運動強度の高いとされているノルディック・ウォーキング(以下,NW)に着目し、その運動量を通常歩行と比較した研究を実施した。NW時の運動負荷の違いを明確にし、通常歩行よりも運動効果が高いことを示す事ができた。 NWで用いるストックへの荷重量を計測するため力センサーをストックに挿入した計測杖を作り、ストックへの荷重量を計測しながら身体への負荷や筋活動を計測する事ができた。運動計測に関する計測機器の開発も行えた。 各歩行時の下肢の運動負荷を計測・比較し、NWがより運動効果の高い運動であるため、高齢者や下肢疾患者にも有効な運動となる事を明らかにできた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢者が多い近年、筋力低下などで歩行障がいに苦しむ人は多い。高齢者や歩行障がいを有する方が多い現代においては、歩行の運動やエクササイズは重要なものである。NWは歩行時にストックを使うので下肢への力学的負荷は減る一方、体幹や上肢の運動量は増す。その事によって変形性膝関節症などを患った高齢者や障がい者への運動としてはとても有効なものとなると思われる。よって、本研究は学術的のみならず社会的にも意義がある。
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