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逆問題解法を用いた殿部組織厚みの簡易推定方法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 16K16479
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 リハビリテーション科学・福祉工学
研究機関地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター

研究代表者

村上 知里  地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター, 開発本部開発第三部情報技術グループ, 研究員 (30733753)

研究協力者 金田 泰昌  
高橋 誠  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
キーワード逆問題 / 体圧分布 / 褥瘡 / 医療・福祉 / モデル化
研究成果の概要

Deep Tissue Injuryでは,身体の皮膚表面にかかる力の情報に比べ,身体内部の応力や筋・脂肪などの組織の変形に関する情報が重要である.生体軟部組織の変形情報を得るためには,MRIやX線検査装置,超音波診断装置による撮影が行われている.しかし,これらの装置は高額であり,座位計測は困難であるという課題がある.そこで,本研究では,安価かつ簡易に生体内部組織の変形情報を得るために,持ち運び可能な体圧分布測定装置による座位時の圧力分布から生体軟部組織の変形情報を推定する方法を提案した.また,ゲル殿部モデルによる開発アルゴリズムの評価を行い,提案方法の実現可能性を示した.

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまで,生体内部の組織の変形情報を取得する手段は,MRIやX線検査装置,超音波診断装置などの高額かつ専門知識や資格を必要とする装置による撮影であった.本研究では,幅広い分野の医療関係者や研究者が利用可能な体圧分布測定装置の測定情報を用い,安価かつ簡易に生体組織の変形情報を取得する基礎的な方法を開発した.提案方法で用いた体圧分布測定装置は持ち運びが容易であり,座位計測が容易であるという利点がある.このような利点により,車いす利用者や在宅医療における活用が期待できる.

報告書

(3件)
  • 2017 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2018 2017

すべて 雑誌論文 (1件) (うち謝辞記載あり 1件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件)

  • [雑誌論文] 生体用4自由度力/変位センサの多次元出力推定問題に関する回帰モデルの比較検討2017

    • 著者名/発表者名
      村上 知里,金田 泰昌,高橋 誠
    • 雑誌名

      信学技報

      巻: 116

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
    • 謝辞記載あり
  • [学会発表] A basic study of an internal state estimation of buttock using pressure mapping system in sitting position2018

    • 著者名/発表者名
      Chisato Murakami, Yasuaki Kaneda, Makoto Takahashi
    • 学会等名
      The National Pressure Ulcer Advisory Panel 2018 Annual Conference
    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 生体用4自由度力/変位センサの多次元出力推定問題に関する回帰モデルの比較検討2017

    • 著者名/発表者名
      村上 知里,金田 泰昌,高橋 誠
    • 学会等名
      電子情報通信学会MEとバイオサイバネティックス研究会
    • 発表場所
      機械振興会館
    • 年月日
      2017-03-13
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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