研究課題/領域番号 |
16K16489
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
身体教育学
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
渡邉 仁 筑波大学, 体育系, 助教 (70375476)
|
研究協力者 |
坂谷 充
東海林 毅
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 野外教育 / 自然体験活動 / 構造 / 冒険教育プログラム / 組織キャンプ / 自然体験プログラム / キャンプ / 教育学 / 臨床心理学 |
研究成果の概要 |
野外教育に関する研究は、場(状況)や個別性を考慮した質的アプローチと共に、教育・治療的構造の理論的検討が課題である。本研究の目的は、野外教育プログラムを実践し、自己成長の効果に対する定量的及び定性的検討を蓄積しつつ、そのプログラムの構造を理論的に定位する。 本研究の成果は、その有効性のエビデンスの蓄積となった。また、野外教育プログラムは、否定的な認識を生成する者も少なからず存在していた。指導者は、個別性を十分に理解し総合的に判断しながら、指導することが求められる。さらに、その教育・治療的構造について、機能的類縁プログラムを基軸に比較検討を行い、その特徴を浮かび上がらせた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果の学術的意義や社会的意義は、まずは何より、我が国の青少年教育としての野外教育プログラム実践に関して、その後押しとなるエビデンスの蓄積となったことであろう。また、野外教育プログラムの個別性への影響の違いを明らかにし、個々の特性等に配慮した指導の重要性を指摘し、このような質的アプローチの研究の重要性を示したことである。さらに、野外教育プログラムの教育・治療的構造について、機能的類縁プログラムの比較検討から理論的な整理を行い、「野外教育の全体像」を解明する一つの布石となったことである。
|