研究課題/領域番号 |
16K16494
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
糸岡 夕里 愛媛大学, 教育学部, 准教授 (50387966)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 教師教育 / 教員養成段階 / 省察 / 教育実習 / 教育実習指導教員 / 実習生 / 体育教師教育 / 教育実習生 / 教員養成 / 体育授業 / 授業力 / つまずき / 教育実習指導教員の指導内容 / 教育実習生の授業力 / 子どものつまずき / 体育科教育 |
研究成果の概要 |
本研究では,実践的指導力のアセスメントツールを開発することを目的とし,以下3点の研究を行った.①教育実習指導教員が重視する実習生に身に付けて欲しい内容についての調査,②実習生が実施した授業に対する教育実習指導教員の指導内容とその後の実習生の授業の変容についての調査,③実習生が授業を実施する際に意識したこと,その理由とできばえについての調査. その結果,教育実習指導教員は,指導のポイントを絞ることや,子どもにとってわかりやすい指導言葉についての指導を行っていたこと,実習生の省察水準(秋田喜代美,1997)については,多くが「技術的省察」にとどまっていたことが明らかとなった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本では,教師の実践的指導力を保障するため毎年さまざまな改革案が出される一方で,その評価基準の作成については,何ら方策が出されていない.諸外国では,アセスメントに基づき成果を検証し,改善し続けるサイクルが構築されつつある. そこで本研究では,教員養成段階における実践的指導力を育むための重要な位置づけである教育実習を対象として,教育実習指導教員がどのようなことを重視し実習生に対する指導を行っているのか,その結果,実習生にどのような実践的指導力が身に付いたのかを明らかにすることは,よりよい教師教育へ向けた有益な知見となると考えた.
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