研究課題/領域番号 |
16K16496
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
身体教育学
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
井上 康生 東海大学, 体育学部, 教授 (00609430)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 柔道 / 減量 / 体組成 / 体水分量 / 水分量 / アスリート / 体脂肪量 / 追跡調査 / 体重管理 / 減量失敗 / 調査 |
研究成果の概要 |
大学男子柔道選手の減量期間中ならびに試合前の体組成(体重・体水分量など)を行った。その結果、軽量級においては、計量日から試合当日には体水分量が増加することが明らかとなった。また、体水分量は試合前に感じる自覚症状の一部と関連している可能性が示唆された。しかしながら、水抜きと表現される急速減量において、体水分量を減少させるとされているが、体水分量の減少傾向について、一般的な体組成測定器を用いた測定では明らかにすることはできなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アスリートは減量によってコンディションを崩し、試合に本来の実力で臨めないことがある。減量がうまくできているかに関する指標はなく、選手の経験によるため、科学的なデータが必要である。本研究によって、減量時は体水分量が変化し、選手のパフォーマンスの自覚的な症状に与える影響を明らかにすることができた。しかしながら、減量期間中の体水分量の変化について明らかにすることができず、減量の途中経過を評価するための指標の策定には、本研究期間内ではできなかった。今後さらなる研究の実施で明らかにしていくことを目指している。
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