研究課題/領域番号 |
16K16514
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 筑波技術大学 |
研究代表者 |
佐久間 亨 筑波技術大学, 保健科学部, 講師 (60646842)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 視覚障害 / 触覚 / フィードバック / ブラインドサッカー / 練習 / 支援 / サッカー / 動作の特徴 / 点図 / 標準動作モデル / キック動作 / 障害補償 / スポーツ / 動作フォーム |
研究成果の概要 |
ブラインドサッカー選手の技術向上を支援するための触覚フィードバックシステムを開発した。研究期間内には以下の3つの課題を実施した。 1.ブラインドサッカーのキック動作の標準動作モデル作成:スキルレベルの高い選手たちのキック動作を平均化した標準動作モデル作成を作成した。技術練習の際の見本として活用できます。2.触覚フィードバック装置の作成:選手の身体に加速度センサを貼付し動きを計測し、収集したデータを点図ディスプレーに描画します。このことで視力障害のある選手も自身の動作フォームを客観的に確認できます。3.ブラインドサッカー選手を対象とした介入実験:実際の練習場面に本システムを導入しました。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでブラインドサッカーにおけるキック動作の特徴をバイオメカニクス的に分析した報告は僅かでした。また選手への指導方法についても確立しているとは言い難く、その原因の一つに、選手の見本となる標準的な動作法(標準動作モデル)が示されていないことが挙げられます。本研究の成果は選手への指導法を確立していくための基礎的知見として意義があります。 本研究で開発した触覚フィードバックシステムは視覚に障害のあるアスリートが自分自身の動作フォームを客観的に知る手がかりとなります。この技術はアスリート支援のみならず視覚に障害をもつ子供の発達支援や学習支援への応用も期待できると考えています。
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