研究課題/領域番号 |
16K16524
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
|
研究機関 | 名桜大学 |
研究代表者 |
玉城 将 名桜大学, 健康科学部, 助教 (80599233)
|
研究協力者 |
吉田 和人
山田 耕司
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 卓球 / ボール / トラッキング / 検出 / 運動 / スポーツ / 時空間特徴 / キネマティクス / コンピュータビジョン |
研究成果の概要 |
本研究の主要な成果は、ボールトラッキングの自動化、打球の時空間特徴と得点の関係性の解明である。第1に、機械学習を応用することにより十分な性能を有するボールトラッキングが実現できた。これにより、打球の時空間特徴についての継続的な調査することが容易になった。第2に、ボールの並進運動と得点の関係性の解明を進めた。発表が遅れているものの全日本卓球選手権大会(2017年度、2018年度)で行われた試合を対象に解析を進めており、2019年度内に、これまで未解明であった卓球におけるボールの時空間特徴と得点の関係性についての知見を提供する。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
第1に研究開始前と比較して卓球における打球の時空間特徴を調査することが著しく容易になった点が挙げられる。これは、卓球の経年変化の解明、様々な競技水準間での比較、あるいは他競技との比較など、研究対象を広げる上で意義のある成果である。第2に打球の時空間特徴と得点の関係性の解明を進めた点である。これまで、打球の時空間特徴(球速や打球間隔)が得点と関係があることはよく知られていたが、定量的には未解明であった。この点は「卓球では何が行われているか」、さらには「人間がどれほど短時間に運動課題を遂行できるか」を理解する上で重要な情報である。その解明を進められた点で学術的に意義がある。
|