研究課題/領域番号 |
16K16525
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 東京成徳大学 |
研究代表者 |
夏原 隆之 東京成徳大学, 応用心理学部, 助教 (40733019)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | スポーツ科学 / 実験系心理学 / 眼球運動 / 知覚運動スキル / ジュニアサッカー選手 / 意思決定 / 視覚探索方略 / 知覚認知スキル / サッカー選手 / 実行機能 / 知覚運動 |
研究成果の概要 |
本研究課題では,状況が時々刻々と変化する中で状況の判断を強いられる場面において,ジュニアサッカー選手はどのように視線を動かし,情報を捉えているのかという問題について検討した.また,ジュニアサッカー選手の視覚探索方略における発達的変化を検討した.さらに,視覚探索方略における成人サッカー選手との類似点や相違点について検討することを目的とした.その結果,年齢を重ねていくにつれて,状況判断能力は向上することが示された.また,ジュニアサッカー選手と成人サッカー選手の違いは,相手選手への注意配分であった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究における学術的・社会的意義の一つとしては,ジュニアサッカー選手は年齢とともに競技歴が長くなるにつれて状況判断能力が向上し,小学生5~6年生の段階で,成人サッカー選手との有意差が示されなくなることが分かった.つまり,状況判断トレーニングを行う時期の一つとしては,小学生高学年を1つと目安とすることが考えられる. また,ジュニアサッカー選手は,成人サッカー選手のほど相手選手に注意を向けていないことが新たに示唆された.
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