研究課題/領域番号 |
16K16526
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 大阪教育大学 (2017-2018) 慶應義塾大学 (2016) |
研究代表者 |
谷川 哲朗 大阪教育大学, 教育学部, 講師 (90615452)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 障害者スポーツ / 水泳 / 片側前腕欠損 / 両手同時ストローク / バタフライ / 平泳ぎ / 泳動作 / 指導 / 障害者 / スポーツ |
研究成果の概要 |
片側前腕欠損者がバタフライのような左右同時ストロークを実施する際には,まっすぐに泳ぐために,体幹部の筋力を調整しながら,健側の先端と患側の先端のストロークの深さを同程度にし,健側のキックを小さくする傾向がみられた.スキルを向上させるために,ストロークを変化させるための指導の即時性は認められなかった.一方,キック動作の振幅が左右で大きく異なったため,ストロークのスキル向上には,キックに着目すると良い可能性がある.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在まで,国内での障がい者水泳競技に関する研究は皆無であったが,障がい者が感じる特有 の動作感覚,実験データを蓄積し,データに基づいた指導を行うことができた.これは,パラリンピックでメダル獲得を目指す選手の指導の手がかりとなると考えられる.また,これから泳法を学ぶ片側前腕欠損選手のモデルケースとなるため,障がい者スポーツの指導方法確立にも貢献できた.
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