研究課題/領域番号 |
16K16531
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 東海大学 (2017-2021) 東京理科大学 (2016) |
研究代表者 |
高尾 将幸 東海大学, 体育学部, 講師 (60584381)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | スポーツ・メガイベント / オリンピック / 記録映画 / ローカル・アイデンティティ / 東京オリンピック / 地域社会 / 市民意識 / 東京五輪(1964年) / メガイベント / メディア経験 / 開発 / 都市空間 / 八王子市 / 開発の記憶 / 短編映像 |
研究成果の概要 |
本研究は、日本におけるメガイベントと開発の記憶について、1964年に開催された東京五輪をめぐる人々のメディア経験の分析から明らかにすることを目的とした。同目的に対して、本研究では八王子市による自転車ロードレースおよび同トラック競技の誘致、開催を事例として記録映画とその制作者への聞き取り調査結果に加え、各種報告書や市の広報誌等を活用した。 調査の結果、64年東京五輪を通じて地域の人々が地域の清掃、環境美化活動、マナー向上活動に積極的に関わり、また動員されていた様子を確認した。また、そこには新住民の流入や合併による市域拡大、急速な工業化といった地域変容といった要因が関係していたことを指摘した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来、1964年オリンピック東京はマスメディアによる国民的イベントという面が強調されてきたが、本研究は記録映画などのメディア経験を重視するとともに、地域社会(八王子)を生きる人々のローカル・アイデンティティと同大会の関係に迫ったという点で学術的意義を有する。
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