研究課題/領域番号 |
16K16532
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
佐藤 佑介 日本大学, 商学部, 准教授 (00559536)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 空中 / 視線 / 眼球 / ドロップランディング / 着地 / 体操 / 跳躍 / 視覚 / 運動 / 体操競技 / 身体 / 動作 / 空中感覚 / 眼球運動 / 視線行動 |
研究成果の概要 |
本研究では、空中における落下中の視線行動と身体運動を計測し、両者の協応運動の実体を明らかにすることを目的とした。本研究で用いた課題は、高さのある台からの跳び下り、着地をするといった基本的な運動(以下、ドロップランディングとする)であった。 研究成果として、次の2点が挙げられた。1つ目は、ドロップランディング中に人が視線を向ける方向を実証したことである。人によって、下方や前方へと視線が向けられていた。2つ目は、その視線の方向と着地動作との関係を見出したことである。下方へと視線を向けた参加者は、より体幹を前傾させた姿勢で着地を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、未解明であったドロップランディング中の視線行動を明らかにした。また、その視線行動と着地時の動作の関係についても定量的なデータを得た。 ドロップランディングは、多くの研究者において分析が行われている。空中での人の運動制御や傷害発生のメカニズムを検討するためである。本研究の成果は、ドロップランディングを用いたそれらの研究を行う際の研究デザインの構築に寄与するばかりでなく、スポーツ現場における傷害予防やトレーニングプログラムの構築に資することが期待される。
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