研究課題/領域番号 |
16K16538
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
朝倉 雅史 早稲田大学, グローバルエデュケーションセンター, 講師(任期付) (50758117)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 保健体育教師 / 校長 / 教科 / 体育教師 / 教育委員会 / 教科研究 / 教員ネットワーク / 役割認識 / 部活動 / 生徒指導 / 教科教育学 / 教員育成指標 / 校長の専門職基準 / 校長職 / 資質能力 / 教職員人事行政 / 学習指導者 / リーダーシップ / 力量形成 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、保健体育教師の校長職任用の実態とそのプロセス、経営的力量の形成について明らかにすることであった。その結果、校長になる過程は、制度的な影響だけではなく、文化・政治的な要因が関係していること、教育行政経験が一つの契機になっているとともに体育教師はその経験が比較的多いこと、教科の研究を通じた他校の教員や管理職との交流が影響していることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
公立中学校長の多くが保健体育科を担当していたことについては、学校現場でも経験的に知られているが、その理由として生徒指導や部活動指導、体育的行事を通じた経験がスクールリーダーとしての役割意識や役割期待を形成することがあげられている。本研究では、教育行政における経験や勤務する学校から離れた教科の研究組織・集団における経験が影響していることについて、新しい解釈を示すことができた。
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