研究課題/領域番号 |
16K16543
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
松倉 啓太 同志社大学, スポーツ健康科学部, 助教 (80648676)
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研究協力者 |
浅井 武
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | サッカー / ゴールキーパー / ダイビング動作 / 動作分析 / 地面反力 / 関節トルク / キーパー / シュートストップ / プレー分析 / ダイビング / スポーツ科学 / トレーニング / コーチング |
研究成果の概要 |
本研究はサッカーのゴールキーパーにおけるダイビング動作を対象に,地面反力の違いに伴う下肢関節のトルク発揮を分析した.その結果,ボールの反対側脚(シュートが右側に来た際:左脚)では地面反力の大きさを調節し,ボール側の脚(同:右脚)では大きさだけでなく,力発揮の方向も調整していることが分かった. また,至近距離からのシュートに対して,ゴールキーパーはボール側の脚を最初の位置よりも内側に接地して踏み切ることによって,踏切に要する時間を短縮することを可能にしている.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ゴールキーパー(GK)のダイビング動作はボール方向への体幹の傾きを伴う三次元的な動作であり,関節トルクが身体に対して作用を与える方向が,姿勢によって大きく変化するため,これまで研究されている跳躍動作と大きく異なるといえる.また,ダイビング動作は,シュートが放たれる場所の違いによって異なる動作となる. 本研究ではそのダイビング動作のメカニズムを,世界に先駆けて分析,考察した.さらに実際にトップレベルのGKが試合において発揮しているパフォーマンスを分析し,どのような位置におけるシュートに対して,本研究結果を対応させるべきかを示した. これらの点が本研究全体を通しての特色・独創的な点と考えられる.
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