• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

短距離疾走速度と接地パラメータの関係とトレーナビリティ

研究課題

研究課題/領域番号 16K16552
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 スポーツ科学
研究機関福岡大学

研究代表者

信岡 沙希重  福岡大学, スポーツ科学部, 講師 (10759260)

研究協力者 彼末 一之  
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワード走運動 / トレーニング / 足部アーチ / スプリント / 接地時間 / 足部アーチ高 / スティフネス / トレーニング科学 / 走動作
研究成果の概要

疾走能力の向上は様々なスポーツや身体教育の現場における重要な課題である。走速度を決定するピッチとストライドには、接地時間や接地期の力発揮が影響するにも関わらず、地面と接する足部の特性や接地動作と走速度の関係は明らかにされてこなかった。本研究では、身体的な成熟がほぼ完了している大学短距離選手を対象とし、Ⅰ)最大走速度が異なる走者間(高速群vs低速群)における足部のアーチ及び接地動作の違いと、Ⅱ)接地時間や走速度を高めるために必要な足部の機能や接地動作の改善するトレーニング法の効果の検証を行い、走速度と接地動作及び足部の機能との関係を明らかにした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、身体教育や競技現場での走運動の指導に役立つ知見を見出すことができた。高い走速度が求められる短距離走時に踵から接地する走者は、接地時間が長く、ステップ頻度が低くなり、その結果走速度も高くならない傾向にあった。踵から接地する原因として、接地前の遊脚の引き戻し動作が、つま先や足裏全体で接地する走者に比べて少なく、より前方で接地していることが示唆された。これらのことから、接地動作の指導では、足のどの部位で接地するかについての指導に留まらず、接地前の遊脚の動作から指導することが有効であることが本研究から示された。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018 2017

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 児童の走運動における調整力2017

    • 著者名/発表者名
      信岡沙希重、樋口貴俊、中田大貴、彼末一之
    • 雑誌名

      バイオメカニクス研究

      巻: 4 ページ: 177-181

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 児童の短距離走時の接地部位と走パフォーマンスの関係2018

    • 著者名/発表者名
      樋口貴俊、信岡沙希重、彼末一之
    • 学会等名
      日本体育学会第69回大会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

URL: 

公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi