研究課題/領域番号 |
16K16553
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
スポーツ科学
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研究機関 | 園田学園女子大学短期大学部 |
研究代表者 |
中村 泰介 園田学園女子大学短期大学部, その他部局等, 准教授 (30454698)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | クロス・カルチャー / コーチング哲学 / スポーツ育成年代 / Athlete-CenteredCoaching / フランスサッカー育成哲学 / スポーツコーチング / スポーツ指導 / 育成年代選手 / 外国人指導者 / サッカー育成年代 / 文化的差異 / コーチング(サッカー指導現場) / エスノグラフィー(Ethnography) |
研究成果の概要 |
フランスナショナルサッカー学院(I.N.F.)ディレクターのJean-Claude Lafargue氏との調査研究では、日本のジュニアユース年代のJリーグ下部チーム、民間クラブチーム、中学校部活動の3チームにてトレーニング実践のフィールド調査を実施し、①日本人選手の主体性の希薄さ(指導者の問題点も踏まえて)、②理論から実践にリンクさせる作業、③フィロソフィーの中で評価する視点が提出された。カンタベリー大学(NZ)のRichard Light教授とのコーチングの研究調査からは、コーチ中心的なコーチングから、日本型の「Athlete-Centerd Coaching」の構築への知見が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
海外スポーツ指導現場の研究が皆無に等しい中,海外の現地調査を通じたスポーツ指導の研究は極めて意義のあることである.また,指導者のグローバル化が進む中で,海外と我が国の指導法をクロス・カルチャー的な研究を通じた研究成果は,現場に有意義な知見を与えるものであり,コーチング研究に大きく寄与するものであると考える.また喫緊の課題の,体罰・暴力なきスポーツ指導の再構築へ向け,指導方法の思想的なフィールドへのアプローチは,スポーツ界のコーチング分野において最重要な作業であると同時に,優れた指導法を後世に継承するための,一知見としても大いに期待できるものであると考える.
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