研究課題
若手研究(B)
本研究では本邦のスポーツ現場で利用されている静的ストレッチングの効果を検討した.本邦では20秒間の静的ストレッチングが下腿三頭筋やハムストリングスを対象に実施されていることが明らかとなった.しかし,20秒間の静的ストレッチング後には関節可動域と受動的トルクは増加するが,スティフネスの変化は認められなかった.この結果より,20秒間の静的ストレッチング後には筋腱の伸展性が変化しないことが明らかとなった.
スティフネスを低下させることはスポーツにおける筋腱障害予防に重要である.しかし,本研究の結果から,スポーツ現場で利用されている20秒間の静的ストレッチング後にはスティフネスが変化しないことが明らかとなった.20秒間の静的ストレッチングの効果を詳細に検討した研究は本研究が初めてである.今後は,20秒間でスティフネスを低下できるストレッチング方法の開発が望まれる.
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すべて 雑誌論文 (15件) (うち国際共著 4件、 査読あり 13件、 オープンアクセス 6件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 2件)
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