研究課題
若手研究(B)
近赤外線分光法を用いて、ヒト褐色脂肪組織(BAT)密度の評価法の考案および妥当性の検証をした。横断研究により、BAT密度が年齢、体脂肪や内臓脂肪、外気温と関連すること、数週間の機能性食品摂取の介入試験により、BAT密度が増加することを報告した。動物実験では、高脂肪食摂取による高中性脂肪や高コレステロール血症を、高強度・短時間間欠的な運動により抑制することができた。さらに肩甲骨間のBATの脱共役タンパク質1のタンパク発現の増加量の効果量は大であった。近年、BAT由来の液性因子が他組織とクロストークする可能性が報告されてきている。今後は、BATと脂質代謝との関連について詳細な検討が必要である。
これまで評価困難であったヒトBATの簡易な評価法の考案および妥当性の検証を行った。BATに影響する因子を探索することができた。運動によりBAT活性が増加する可能性を見出すことができた。これらの結果は、今後、BATと生活習慣病との関連の詳細な検討や、生活習慣を是正するための基礎データとなりうる。
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すべて 雑誌論文 (16件) (うち国際共著 8件、 査読あり 16件、 オープンアクセス 13件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (22件) (うち国際学会 8件、 招待講演 3件) 図書 (2件)
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