研究課題/領域番号 |
16K16582
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 藍野大学 |
研究代表者 |
林 拓世 藍野大学, 医療保健学部, 講師 (40582862)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ストレス / 脳・神経 / 脳波 / 自律神経機能 / 心理学的検査 / 生体適応反応 / 情報 / 情動 / 感性情報学 |
研究成果の概要 |
本研究では,健常者を対象に「日常性ストレスに伴う生体適応反応と回復過程の定量評価に基づき心の健康状態を把握」することを目的とした.日常性ストレスは情報と情動のストレス因子を対象とし,各種心理学的検査と生理学的検査として脳波,心電図,脈波,生体試料検査を実施した.結果,より情動や認知処理を要する状況は生理学的機能に作用し,健常者においても心理状態の不安定化に伴い生理学的機能に差が生じることが確認された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
主観的な心理学的評価法や医師による問診の他に,生理学的機能に伴う客観的な評価手法を加えることにより,心身状態を多角的,且つ精密に把握することが可能になると考えられる.また,極度のストレスや疲労を抱えた対象だけではなく,明確な症状を発する前の健常者を含めて,継続的な心の健康状態の把握や予防として有効的な手法になることが期待される.
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