研究課題/領域番号 |
16K16584
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
畑本 陽一 福岡大学, 基盤附置身体活動研究所, ポスト・ドクター (90738832)
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研究協力者 |
田中 宏暁 福岡大学, スポーツ科学部, 教授
吉村 英一 熊本県立大学, 環境共生学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 血糖値 / エネルギー消費量 / 運動 / 肥満 / 糖尿病 / 血糖変動 / 運動タイミング / 運動強度差 / 座位行動 / 生活習慣病 / 食後血糖 |
研究成果の概要 |
運動を行う際に、1回にまとめて運動を行う方法と、それとも小分けに運動時間を分けて行う方法のどちらが健康指標に有効かは、多くの方の疑問である。そこで本研究では、隙間時間に運動を行うことを想定し、運動時間を小分けにした時の肥満や食後の血糖コントロールに有効であるかを検証した。その結果、小分けに運動した場合でも肥満改善や血糖コントロールに有効であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
食後血糖上昇に対する運動の最適なタイミングは食後運動が一般的とされる。しかし、食後の運動は、胃の不快感を誘発する可能性があり、また食後運動後に血糖値の再上昇を招く恐れがある。本申請の研究を遂行することで、食後血糖上昇に対する適切な運動実施タイミングの解明につながり、糖尿病や心筋・脳梗塞などの大血管障害の予防策につながる。また定期的な運動は、生活習慣病の予防に有効であることは周知の事実であるが、成人以上の人では運動時間の確保が難しいという問題がある。本研究では運動強度の違いによる小分け運動に着目し、肥満や糖尿病予防に有用であることを検証できる。
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