研究課題/領域番号 |
16K16621
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
水野 賀史 福井大学, 学術研究院医学系部門(附属病院部), 特命助教 (50756814)
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研究協力者 |
丁 ミンヨン 福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 特命助教
藤澤 隆史 福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 講師
滝口 慎一郎 福井大学, 学術研究院医学系部門(附属病院部), 特命助教
島田 浩二 福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 特命助教
齋藤 大輔 金沢大学, 子どものこころの発達研究センター, 特任准教授
小坂 浩隆 福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 教授
友田 明美 福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 教授
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 注意欠如多動症(ADHD) / 安静時fMRI / COMT / 小脳 / メチルフェニデート / 注意欠如多動症(ADHD) / 実行機能 / 注意欠如多動症(ADHD) / 安静時機能的MRI(rs-fMRI) / ADHD / 安静時機能的MRI / バイオマーカー |
研究成果の概要 |
注意欠如多動症(ADHD)児の神経基盤解明を目的として、ADHD児と定型発達(TD)児に対して安静時fMRIを撮像し、さらに、COMT遺伝子多型との関連を検討した。TD児に比べて ADHD児では右小脳Crus I/IIと左背外側前頭前野の機能的結合が有意に低く、さらに、ADHD児ではその機能的結合はCOMT遺伝子多型と関連していた。この結果はCOMT遺伝子多型が大脳皮質-小脳の神経ネットワークに影響し、それが実行機能、ADHD症状に影響していることを示唆する。脳画像と遺伝子の関連を検討する研究の推進により、個々の病態に応じた客観的な診断・治療効果評価法の開発につながる。
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