研究課題/領域番号 |
16K16627
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
|
研究機関 | 中部大学 |
研究代表者 |
山本 彩未 中部大学, 現代教育学部, 講師 (60434932)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 幼児 / ビジネス顕微鏡 / コミュニケーション / リスクマネジメント / ヒューマンビックデータ / 行動軌跡 / 固定遊具 / リスク・ハザード / ヒューマンビッグデータ / 体力・運動能力 / 保育環境 |
研究成果の概要 |
本研究は、コミュニケーションや行動変容の計測が可能なビジネス顕微鏡とビーコンを用いて、幼児の個や集団の特性を可視化・定量化し、幼稚園や保育園におけるリスクマネジメントの評価方法を検討することを目的とした。その結果、幼児の行動を規制することなく、個や集団の実態について客観的かつリアルタイムに情報を得ることができ、集団の幼児の行動特徴を継続的に把握することができた。幼稚園や保育園におけるリスクマネジメントに貢献できる新たな方法と考える。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日々の保育園・教育の中で、保育者は幼児一人ひとりの交友関係を把握し、個々の発達に応じた適切な指導が望まれるが、多人数に対して正確に把握することは容易ではない。しかしながら、本研究ではビジネス顕微鏡とビーコンを導入することで、幼児の行動を規制することなく、個や集団の実態を客観的かつリアルタイムに情報を得ることができ、集団の幼児の行動特徴を継続的に把握することができた。このことから、園児の行動特徴から固定遊具の配置デザインや園舎構成の安全配慮対策を考慮することができ、幼児の怪我の減少に貢献できるものと考える。
|