研究課題/領域番号 |
16K16630
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
松本 聡子 帝京大学, 医学部, 講師 (10422354)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 小児 / 告知同意 / 同意能力 / インフォームドコンセント / 小児慢性特定疾病 / 悪性新生物 / 理解力 / 判断能力 / 患者教育 / 構造化面接 / 質問紙法 / 移行医療 / 移行期医療 / 人権 / 医療の質 / 患者の評価 |
研究成果の概要 |
小児慢性特定疾病(悪性新生物)の診断を受けた小児に対する情報提供(説明等)に関する現状およびそれらに対する患児の理解と満足度に影響を及ぼす要因について調査を行った結果、併存疾患や言語に関するハンディキャップを有する場合については特に支援が必要である可能性が示唆された。病気や治療に関し主治医および保護者(両親等)から受けた説明の量や感じ方、理解度については、診断時の年齢との間に有意な関連は認められなかった。さらなる解析を行う中で、理解や満足を高めるための支援をすべき対象の特徴を特定する必要がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小児慢性特定疾病(悪性新生物)の診断を受けた小児に対する情報提供(説明等)に関する現状を明らかにするとともに、提供された情報(説明等)に対する患児の理解と満足度に影響を及ぼし得る要因(併存疾患、年齢、言語に関するハンディキャップ等)について検討を行うことで、小児医療サービスの基本理念であるChild Centerd Care(子ども中心のケア)のさらなる充実と、移行期医療に関する問題の改善に資することができると考えられる。
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