研究課題/領域番号 |
16K16677
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
観光学
|
研究機関 | 東洋大学 (2018-2019) 金沢星稜大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
佐野 浩祥 東洋大学, 国際観光学部, 教授 (50449310)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 創造都市論 / 文化観光 / カナダ / 金沢 / 中間支援組織 / 主体的観光者 / クリエイティブツーリズム / インバウンド / 富裕層 / スタジオツアー / 半構造化インタビュー調査 / アンケート調査 / 観光政策 |
研究成果の概要 |
我が国の観光立国に資するために、今後、長期的で総合的な地域観光政策の立案と実行が望まれる。近年、地域の内発的発展を志向した創造的観光(クリエイティブ・ツーリズム)という概念が海外で提唱され、様々な先駆的が取り組みが展開している一方で、我が国ではほとんど創造的観光について議論されていない。本研究では、創造的観光が我が国の地域観光政策においても重要な位置づけを担い得ると考え、海外で展開している創造的観光の学術的概念を整理し、カナダでの先駆的取り組みを現地調査によって明らかにした上で、金沢市において実証的な研究を実施し、今後の我が国の地域観光政策への提言を取りまとめた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我が国において全くと言ってよいほど学術的議論の俎上にあがっていない創造的観光について、国内の観光研究者および地方自治体やコンサルタントなどの観光政策に関係する実務者に対して、新しい観光の概念としての創造的観光を紹介したことに加え、海外において議論されている創造的観光をそのまま我が国に適用するのではなく、国内観光地において創造的観光の実証的な検証を通してカスタマイズすることで、我が国に適合した創造的観光の取り組みに向けた提言を行うことで、提言の実現可能性についても配慮した点があげられる。
|