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近代東アジア仏教交渉と元暁(617-686)表象化

研究課題

研究課題/領域番号 16K16700
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 中国哲学・印度哲学・仏教学
研究機関関西大学

研究代表者

孫 知慧  関西大学, 東西学術研究所, 非常勤研究員 (90736604)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード近代仏教 / 元暁 / 東アジア仏教 / 表像化 / 仏教 / 東アジア / 文化交渉 / 仏教学 / 仏教史全般
研究成果の概要

本研究は、近代東アジア仏教界の交渉を背景とした元暁(617-686)認識にかかわる研究資料を分析し、その特徴、示唆などについて検討した。その結果として、1)元暁の主要著作から二門構造の設定のような論理展開の方法を分析し、近代以来の元暁理解が生み出した元暁思想に対する理解との差異を明らかにした。2)東アジアのそれぞれの国の歴史と仏教界の状況によって変化された元暁観について紹介した。3)全体的な元暁研究史を検討する上で、現代に至る元暁をテーマとする文学、芸術、映画、メディア、文化事業などの事例を検討し、近代における元暁再解釈が今日の元暁の大衆化に至大な影響を与えていることを指摘することができた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

申請者は、近代、東アジア仏教界、文化交渉をキーワードとして元暁をめぐる再評価を総合的に把握することを目指したい。このことは、近代日中韓の仏教界の歴史的展開とその背景、および相互の影響関係を明らかにすることにつながるはずであり、ひいては今後の東アジア仏教のあり方を展望することにも資すると期待する。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2018 2017

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 元暁の思想展開における「門・二門」の意味2017

    • 著者名/発表者名
      孫知慧
    • 雑誌名

      関西大学東西学術研究所紀要

      巻: 50 ページ: 307-322

    • NAID

      120006312790

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書 2016 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 元暁研究の明暗2018

    • 著者名/発表者名
      孫知慧
    • 学会等名
      2018年度韓国近代思想研究団・嶺南退渓学研究院特別セミナー
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [図書] 開花期・日帝強占期 再朝日本人情報事典(一八七六‐一九四五)2018

    • 著者名/発表者名
      高麗大学グローバル日本研究院、在朝日本人情報事典編纂委員会
    • 総ページ数
      2
    • 出版者
      ボゴ社
    • ISBN
      9791155167120
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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