研究課題/領域番号 |
16K16707
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
宗教学
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研究機関 | 田園調布学園大学 |
研究代表者 |
江島 尚俊 田園調布学園大学, 人間福祉学部, 講師 (80569913)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 大正期 / 大学 / 宗教 / 大学令 / 宗教系大学 / 昭和期 / 大学昇格 / 大学行政 / 大学史 / 文部省 / 高等教育 |
研究成果の概要 |
近代日本において、宗教系大学は如何なる背景のもと昇格認可を成し遂げたのか。この問いに応えるべく、本研究では以下の3点、①宗教系専門学校の大学昇格認可の理由:教育行政史の視点から、②大学昇格を望む教団側の意図:宗教教団史の視点から、③大学昇格前後のカリキュラム比較:科学史の視点からについて、実証的に明らかにすることを目的に、大学資料や教団資料を収集・分析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果の学術的意義としては、日本の宗教学および宗教関連学問を歴史的に再考していく際に、高等教育史および文部行政史の視点と方法を採用している点が挙げられる。また、宗教系大学の設置認可過程の解明を通して、大学教育制度内に宗教がどのように認可されていったのかを明らかにすることができた。なお従来の研究では、自己の学問を顧みる際には学説史が中心であったが、学問制度(=日本においては大学制度)から歴史研究することの重要性を本研究は提起した。
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