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初期近代ネーデルラント芸術家の「移動」に関する研究―ドイツ諸都市の事例

研究課題

研究課題/領域番号 16K16729
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 美術史
研究機関大阪大学

研究代表者

河内 華子  大阪大学, 文学研究科, 招へい研究員 (20709539)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードネーデルラント / ドイツ(神聖ローマ帝国) / 芸術家 / 移動 / 近世 / 八十年戦争期 / ドイツ諸都市
研究成果の概要

本研究は、八十年戦争期におけるネーデルラント出身芸術家のドイツ諸都市への移住・定着パターンの解明を目指すものである。主要な移住先7都市における50例の調査から、①移民芸術家側の状況(出身地、職分、移住先での滞在年数などの傾向)②移住先の都市側の状況(各都市におけるネーデルラント出身芸術家の受け入れ姿勢)を明らかにすることを試みた。また同時代の芸術関連文献において、「ドイツ」と「ネーデルラント」の二地域およびその美術がどのように記述されているかについて分析を行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の意義は、八十年戦争期におけるネーデルラント出身芸術家の国外流出という、近世ヨーロッパ美術史上きわめて大きなインパクトを持った事象に着目し、これまで横断的視点の研究が少なかったドイツ諸都市の事例について基礎調査を行ったことである。環境の異なる複数の都市についてまとまった量のサンプルを収集・分析した結果、受け入れ先都市の側の政治・社会的環境と、移民芸術家の側の個人的状況それぞれに大きく作用される移動と定着のいくつかのパターンを明らかにすることができた。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] 初期近代の文献における「ネーデルラント美術」の定義について2017

    • 著者名/発表者名
      河内華子
    • 学会等名
      第70回ベルギー研究会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] Immigrant Artists from the Low Countries in German Towns: Geldorp Gortzius in Cologne2017

    • 著者名/発表者名
      Hanako Kawauchi
    • 学会等名
      International Symposium "Masters of Mobility"
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 国際学会

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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