研究課題/領域番号 |
16K16734
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
美術史
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研究機関 | 筑波大学 (2017) 早稲田大学 (2016) |
研究代表者 |
江口 みなみ 筑波大学, 芸術系, 研究員 (90753210)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 日独美術交流 / 戦後美術史研究 / ドイツにおける日本美術 / 美術史研究史 / 戦後ドイツ / 日本美術研究 / 美術史 / 日独文化交流史 / 比較美術史 |
研究成果の概要 |
ナチス政権が崩壊し終戦を迎えた時、ドイツに住む人々の生活は完全に破壊されていた。人々に課されたゼロからの復興の出発点は、しばしば「零時Stunde Null」と呼ばれるが、日本美術の研究拠点もまたゼロからの復興を強いられた。本研究課題では、終戦直後のドイツにおける日本美術研究の状況と、その復興について調査・検討を行った。事例研究として、日本美術史家ディートリヒ・ゼッケルの戦後の活動および西独で1950年代初頭に開催された日本美術の展覧会をとりあげ、さらにドイツ人芸術家ハンス・リヒターと洋画家長谷川三郎の米国における交流について、戦後の日独美術交流が断絶した状況下で生じた事例として分析した。
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