研究課題/領域番号 |
16K16740
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
芸術一般
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研究機関 | 筑波技術大学 |
研究代表者 |
萩原 彩子 筑波技術大学, 障害者高等教育研究支援センター, 助教 (30455943)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 手話通訳 / 舞台芸術 / 聴覚障害者支援 / 演劇 / アクセシビリティ |
研究成果の概要 |
聴覚障害者の社会参加に伴い,我が国でもさまざまな場所で手話通訳がなされるようになっており,舞台芸術活動における手話通訳も今後の広がりが期待される。 本研究は舞台芸術における手話通訳(以下,舞台芸術手話通訳)に着目し,芸術分野における手話通訳に関するプログラムを開発することを目的に実施した。 舞台手話通訳に必要な技術として,高い翻訳技術はもちろん,舞台芸術に関する経験・技能が役立つことが明らかになった他,制作側との協働のあり方が非常に重要であることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果、舞台芸術作品の手話通訳において具体的に必要とされる環境整備や通訳方略が明らかになったことで、これまで独自に対応してきた手話通訳者がこの分野に特化したトレーニングを積むことが可能になり、今後さらに増えるであろう舞台芸術分野における手話通訳の質をより高めることが期待される。 手話通訳の質が高まることで、聴覚障害者の文化芸術分野への参画がより容易になり、さらなる社会参加が可能となる。
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