研究課題/領域番号 |
16K16742
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
芸術一般
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
松田 鮎美 (寺田鮎美) 東京大学, 総合研究博物館, 特任准教授 (50466869)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | ミュージアム / 文化政策 / 現代演劇 / 芸術表現 |
研究成果の概要 |
本研究では、ミュージアムの空間内で取り組む、展示物を着想源とした演劇創作について考察した。ミュージアムと演劇との協働に着目することにより、これまでにない芸術表現創造の促進、及びミュージアムコレクションの新しい社会的活用法の提案を行ない、演劇を媒介に作り手(俳優・ミュージアムスタッフ)と受け手(来館者)との間に双方向のコミュニケーションを創出する意義と、そのための文化政策的課題を明らかにした。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ミュージアムの展示・教育と演劇との関わりについて、コミュニケーション論的観点からの理論的検討を行なったことには、博物館学分野の新たな研究領域としての学術的意義が認められる。また、演劇創作による新たな文化的創造のためのミュージアムコレクションの利活用について検討した本研究の成果は、コレクションの収集・保存から展示・活用へと力点が移行しつつあるミュージアム運営の今日的課題にこたえる点に社会的意義が見出される。
|