研究課題/領域番号 |
16K16744
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
芸術一般
|
研究機関 | 東京藝術大学 |
研究代表者 |
今井 紫緒 東京藝術大学, 大学院映像研究科, 研究員 (80626838)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 3D / 彫刻 / 3Dスキャン / 3Dモデリング / モーションチャプチャ / 3Dスキャン / 3Dプリンター / プロッター / 3Dスキャニング / モーションキャプチャー / 3Dモデリング / モーションキャプチャ / 3D / ZetEdit / 3D計測 / Freeform / CNC / 3Dプリンター / 3Dスキャニング |
研究成果の概要 |
本研究は3Dデジタル技術の美術分野における積極的活用を通じ美術と工学により初めて現実し得る「見えないものの可視化、情報の可視化」を主題としたデジタル彫刻作品の研究制作を行い新たな造形領域の確立による美術表現の発展を目的とする。特にデータ出力では3Dプリント技術の特性を活かし更なる造形展開を図ると共に日本国内で美術分野において未だ応用されていない工業用NC加工機での作品制作にも取り組み、立体造形における新たな造形手法としての構築を図る。また、表現に応じたデジタル活用方法を他分野の研究者と意見を交えながら実践することにより彫刻作品に限定することなく美術と工学の相互分野における広範囲的展開を目指す。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究はデジタル技術の美術分野での応用を通して、従来の彫刻制作では実現不可能であった表現に取り組み、デジタル彫刻という造形領域における新しい表現方法を明確にする。工業用加工機などを作品制作に応用する事例を実現することで、より高度で高精細な制作手法を提示し、個人単位での実用化に向け世の中に発信する。さらに、データ活用による遠隔地での制作や、作品自体を輸送するのではなくデータ輸送による展示発表先での作品出力など制作環境にまで応用が可能なことから、デジタル時代の新しい制作形態への取り組みという点に特色がある。
|