研究課題/領域番号 |
16K16777
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 比治山大学 |
研究代表者 |
九内 悠水子 比治山大学, 現代文化学部, 准教授 (70726398)
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研究協力者 |
清水 明雄
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 清水文雄書入 / 「古今和歌集」 / 「伊勢物語」 / 「文芸文化」 / 清水旧蔵資料目録 / 三島関連書籍 / 三島と保守系雑誌の関わり / 国文学 |
研究成果の概要 |
清水文雄ら「文芸文化」同人に共通するのは、従来の実証的国文学解釈に拠りながらも、「詩人の目」で日本の古典の本質を捉えようとする意志であった。その証拠に、彼らは「文芸文化」を足場として、伊東静雄、佐藤春夫、中河与一ら詩人・作家との交流を盛んに行っている。三島は清水ら同人に文才を見出されて以後、彼らの開いていた古典研究会などに参加することを許され、そこで得た素養は、彼のその後の作品に遺憾なく発揮された。彼らは三島を、国文学者と詩人とを繋ぐ可能性を秘めた人物として評価し、また三島自身その要請に見事に答えたのである。三島の習作期は同人を始めとする複数のメンターに拠ってその土台形勢がなされたと言える。
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