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大楽寺(富山県)所蔵資料の調査

研究課題

研究課題/領域番号 16K16781
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 日本文学
研究機関石川工業高等専門学校

研究代表者

山崎 梓 (土谷梓)  石川工業高等専門学校, 一般教育科, 講師 (00465915)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード書誌 / 近世文学 / 戯作 / 地方 / 国文学 / 書誌学
研究成果の概要

長恩山大楽寺(富山県射水市)は、近世後期から明治初期にかけて当該地域における学びの場であったことに由来し、現在までに①代々伝来する蔵書②現住職がご尊父より受け継がれた蔵書③現住職が蒐集された蔵書を併せて2000点余りの古典籍を有している。その種類は経典をはじめとして和算・歴史・医学および薬事・地図・外交・文学など多岐にわたる。
本研究ではこれらの蔵書のうち未調査資料およそ500点について書誌調査を実施し、目録化して図書館・資料館等の関連各所に配布することで資料の所在を明らかにした。これは北陸で戯作の「実物」を手にとる場を提供し、今後の文学研究発展の一助とするものである。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究における書誌調査と目録編集を通して、大楽寺蔵書(凡その経典を除く)は主に江戸中期から明治初期のものが多く、当時の外交に関連する資料や宗教受容に関わる歴史資料、山東京伝の戯作のほかにも喜多川歌麿の艶本など、幅広いジャンルの典籍が含まれていることが明らかになった。これらのうち特に戯作は個人的なコレクションとして所有され公開していない場合が多く、地方で実物を手に取ることは困難である。しかし、本研究で作成した蔵書目録で資料の所在を明らかにすることは、地方在住の研究者にとって有意義な情報発信であるとともに、公開の場を提供することで研究の裾野を広げ、後学の発展に寄与できるのではないかと考えている。

報告書

(8件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 図書 (1件)

  • [図書] 大楽寺所蔵資料の調査―大楽寺田村コレクション目録―2023

    • 著者名/発表者名
      山﨑梓
    • 総ページ数
      96
    • 出版者
      私家版
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2024-01-30  

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