研究課題/領域番号 |
16K16791
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
山本 洋平 明治大学, 理工学部, 専任准教授 (40646824)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | アメリカ環境文学 / ウィルダネス / ソロー / キャザー / ジュエット / リージョナリズム / 環境文学 / ウィラ・キャザー / アメリカ文学 / エコクリティシズム / メルヴィル / マニフェスト・デスティニー / 環境人文学 / 市民的不服従 / 先住民 / 米文学 / アメリカン・ルネサンス |
研究成果の概要 |
アメリカ文化史・環境思想史の重要な概念「ウィルダネス」がどのように文学テクストに表れているかを考察した。2000年以降のエコクリティシズム「第二波」以降,「国立公園」から「都市自然(urban nature)」に至るまでの人と自然の相互作用に着目するようになったが,この点をヘンリー・D・ソローからウィラ・キャザーまで時代縦断的に研究し,アメリカの自然観の変容を捉えることを試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年のエコクリティシズムの動向は,批評理論的には"trans-corporeality"や"multi-species"といった身体の越境性・浸食性・相互関連などが議論されるようになり,他方,気候変動が喫緊の社会的な課題になるに呼応してきた。本研究の蓄積は,これらの人文学の使命に応答しうるものである。
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