研究課題/領域番号 |
16K16804
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学
|
研究機関 | 関西学院大学 (2017-2018) 首都大学東京 (2016) |
研究代表者 |
Belouad Chris 関西学院大学, 文学部, 准教授 (20725139)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 日仏文化交流 / 幕末・明治 / フランス / フランスにおける日本学 / レオン・ト・ロニー / レオン・ド・ロニー / 幕末・明治期 / 日仏交流史 / 仏文学・仏語圏文学 / 日仏文化交流史 |
研究成果の概要 |
この3年間で、フランスにおける日本学の草分けレオン・ド・ロニーに関する研究を大いに進めることができた。まず、博士論文で十分に取り上げられなかった課題「ロニーによる仏教の受容」について研究を進め、研究公開も行なった。加えて、ロニーの曾孫の協力を得て、フランスで未公開資料を発見した。この発見によって、今後のロニー研究の基盤を作ることができた。発見に伴う共同研究は、2020年-2021年に公開する予定で現在執筆中であるが、一部については2019年中に公開する。最後に、本研究の枠内において、国際共同研究や海外での研究公開を行い、ロニー研究における国内外の共同研究体制を強化することができた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
未公開資料の調査およびロニーの曾孫との鼎談は、報告者がロニーの曾孫と築き上げてきた信頼関係に基づくものであり、現在のところは報告者しかできない研究である。 日本近代の文化交流史を解明することは、このグローバル化の時代において有意義である。ロニーの活動を通して19世紀末フランスにおける日本学の形成と日本文化の受容を明確することは、文化交流が加速する現代にも一脈通じるアクチュアリティをもつであろう。
|