研究課題/領域番号 |
16K16814
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
文学一般
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
秋草 俊一郎 日本大学, 大学院総合社会情報研究科, 准教授 (70734896)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | ナボコフ / 出版 / 翻訳 / 比較文学 / 受容 / 世界文学 / 多言語主義 / 正典化 / 亡命 / 移民 / 流通 / 草稿研究 / アメリカ文学 / 受容研究 / ロシア文学 |
研究成果の概要 |
ウラジーミル・ナボコフの渡米以降のコンテクストにおける受容の変化について研究をおこなった。北米のアーカイヴ(ニューヨーク公共図書館バーグコレクション)を訪問して、出版社とのやりとりについて資料調査をおこなった。またインディアナ大学図書館などより資料をとりよせて調査した。その結果、ナボコフの渡米後の受容のされ方やコンテクストの変化について、知見をえることができた。研究成果はおおむね単著『アメリカのナボコフ―塗りかえられた自画像』(慶應義塾大学出版会)にまとめ、出版した(2018)。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
作家が出版活動をつうじていかに名声を獲得し、世界的な作家になっていくのかという観点による研究のため、狭義の「文学」の分野にかぎらず広く社会的な意義をもつと思われる。具体的には、翻訳や出版、学術研究の刊行、作家同士のコミュニティなどについて、本研究より知見をえることができる。また作家の遺品のオークションなども考察したため、美術品の流通に関してもサンプルとなっている。
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