研究課題/領域番号 |
16K16815
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
堀口 大樹 岩手大学, 人文社会科学部, 准教授 (50724077)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 語形成 / アスペクト / テキスト / 接頭辞 / 接尾辞 / 新語 / ロシア語 / ラトビア語 / 文体 / 接頭辞付加 / 接尾辞付加 / ハイフン / 接辞付加 / バルト諸語 / スラヴ諸語 |
研究成果の概要 |
本研究はロシア語とラトビア語を例に、スラヴ語とバルト語の動詞の語形成の動的な側面を扱っている。マスメディアのテキストを題材に、動詞の文法的・語彙的アスペクトや話者の主観的な評価、借用語の動詞の接辞付加、テキストと語形成の関わり、語形成における類推の役割、新語の派生、語形成における規範と逸脱を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、語形成を単なる語の派生ではなく言語活動としての語形成と捉え、語の派生における話者の主体性や言語意識、規範との関係、コミュニケーションの場面(テキスト)の特徴などを記述し、言語の絶え間ない変化や個人差など、言語の”不安定な”側面を記述した点である。 本研究の社会的意義は、言語現象を言語の内部にとどまらず、広く人間や社会との関わりで捉えた点である。
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