研究課題/領域番号 |
16K16820
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 国士舘大学 (2017-2018) 東京外国語大学 (2016) |
研究代表者 |
八木 堅二 国士舘大学, 政経学部, 講師 (60771102)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 中国語 / 北方方言 / 韻律 / 軽声 / 方言 / 言語地理学 / 中国語方言 / 言語類型地理論 / 山西方言 / リズム / PVI |
研究成果の概要 |
本研究は中国語北方方言における韻律構造の変化過程を明らかにすることを目的とする。北方方言の代表的地点を複数選び単音節声調・連読変調・軽声・イントネーションなどに関する音韻・音響調査を行いミクロレベルの変化を跡付けるとともに、中国全土を対象とした言語地図を作成し、マクロレベルでの考察を行った。さらに他の韻律特徴や文法現象との関連を検討し、中国語韻律構造全体が通時的・地理的に変化する様相の一端を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では軽声を中心とする重要な韻律現象の中国全体の分布状況を示し、その変化を言語地理学的に論じ、マクロレベルでの変化をミクロレベルでも裏づけるために複数地点においてフィールドワークを行った。ミクロとマクロの双方の視点から論じる研究手法は中国語方言においてまだ適用例が少なく、開拓的な意義を有しており今後の展開も期待できる。
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