研究課題/領域番号 |
16K16833
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 成蹊大学 |
研究代表者 |
李 林静 成蹊大学, 法学部, 教授 (40567418)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ホジェン語 / 危機言語 / ドキュメンテーション / 文法記述 / ツングース諸語 / 記述言語学 |
研究成果の概要 |
本研究課題は、1)中国北方のホジェン語の言語資料の蓄積と公開、2)ホジェン語の文法記述の2点を目的とした。1)に関しては、図書1冊、テキスト資料5編、2)に関しては、動詞の進行相と結果相について、国際学会にて発表を行い、論文1編を公刊し、これまで蓄積されたデータに基づき、それらの詳細について記述を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題が開始した初年度に、5人以上いたホジェン語の話者は、研究期間中にも年々話者が減り続け、今では5人以下となり、ホジェン語も消滅寸前の言語となった。本研究は緻密な現地調査を重ね、ホジェン語の一次音声・映像資料を収集し、特に、複数名の話者がいないと成り立たないという日常会話のデータの収集、分析と公刊に力を注ぎ、今後の文法記述研究に貴重な資料を整備することができた。また、動詞アスペクトについて精査し、国際学会において発表し、ホジェン語のリアルな姿を世界に向けて発信することができた。
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