研究課題/領域番号 |
16K16874
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 京都精華大学 (2018) 京都大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
ティーター ジェニファー 京都精華大学, 共通教育機構, 講師 (80633297)
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研究期間 (年度) |
2017-02-07 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ライティング / アブストラクト / 科学論文 / スマートフォーン / MALL / VR / ESL / アカデミックライティング / スマートフォン / 言語学 / virtual reality / academic writing / 教授法・カリキュラム論 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,モバイル支援型言語学習(MALL)の技術を通じて理系専攻の学習者の英語アカデミックライティングの教授法を分析することである。本研究者は、既存の教材の分析や英語で出版する学者へのインタビュー調査を元に教材を開発した。予備調査では、学習者はMALLテクノロジーの使用がタスクへの動機付けを高め、授業内での使用を好むと報告した。またMALLの使用が英語四技能のうち最もライティングに効果があると報告した。VR活動後のライティングを分析するとライティングの深さと分析力の向上が示された。さらに本研究で得た知識を元にリーディングとアカデミックライティングの教科書を他の学者と共同で作成している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本は世界的に、科学技術革新者として見られがちであり、国内での理系分野の研究論文の出版も多い。しかしながら、2000年代に入り国際科学雑誌の出版率が降下するなど、相対的に見て、国際的な学術分野での影響力は高くないと言われている。本研究は、学術論文執筆に不可欠なスキルを教えるための教授法の開発を行い、それを通して、日本の学術的知識を国際社会に広めること目指している。アカデミックライティングや要旨執筆に特化した教授法の分野での研究が少なく、本研究の結果は、モバイル支援型言語学習(MALL)のテクノロジーを含む効果的な新しい教育法を提案する。
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