研究課題/領域番号 |
16K16875
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外国語教育
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
ダルスキー デビッド 京都大学, 国際高等教育院, 准教授 (90512020)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | Online Exchanges / Transculturality / Exploratory Practice / Team Learning / Folk Psychology / Emic cultural concepts / Interculturality / EFL / EAP / collaboration / competence / team learning / online exchange / intergroup contact / intercultural / classroom research / experiential learning / international exchange / intercultural competence / Classroom research / Collaboration / Intercultural competence / Virtual classroom / Intergroup contact / 異文化理解教育 |
研究成果の概要 |
本研究において、日本、中国、インドネシア、ドイツの学生が異文化交流を行った。この交流を通じ、 1) イーミック概念に関する質問を考え、2) 学術的論文を通してその概念を理解し、3) その概念に関する論文を英語で書き、4)交流を反映することにより、英語で研究する能力を向上させることを目的とした。 イーミック文化概念は各地域の固有概念で、他の文化では理解が困難なものが多い。例えば日本では、 「和」、「本音・建前」、「甘え」などがある。殆どの学生は、自国の文化概念を相手と議論することで、研究能力を向上させるだけでなく、 母国の文化概念を英語に翻訳することで異文化理解を実現することができたと判った。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
この研究において、1)参加者に探索的課題を与えること 2)チームラーニングへの参加 3) 先住民の心理学 4)民俗心理学の知見を用いて、異文化理解と外国語としての英語教育(EFL)への新しい学際的アプローチを実施した。更に、参加者はオンライン学習を利用してバーチャルに共同作業を行い、英語を通して様々な文化のイーミック特徴を深く議論することができた。 また、本研究の社会的意義について、異文化間コミュニケーション研究のプロセス、特に互いに英語でイーミック用語と概念の翻訳説明をして、様々な文化の特徴を共同で深く学ぶことができた研究参加者の中には異文化理解に到達したと言える者もいた。
|