研究課題/領域番号 |
16K16881
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
今井 純子 順天堂大学, 国際教養学部, 助教 (00458506)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ライティング・カンファレンス / 個別英語ライティング指導 / 第二言語ライティング / 作文指導 / 自律学習支援 / 混合調査法 / 応用言語学 / 英語教育 / 学習メカニズム / 自立学習支援 / ライティング / 個別指導 / 研究方法 |
研究成果の概要 |
本研究では、大学英語教育でプロセス重視の作文教育を行うにあたって、個別指導=ライティングカンファレンス(WrC)が果たす重要な役割を明らかにすることができた。WrCが普及する北米の大学に留学する日本人英語学習者のWrCでのチューターとのやりとりの観察や、日本の大学英語教育でのWrCの実践を行った。これらを通して、学習プロセスや支援ストラテジーが解明されるだけでなく、WrCへの参加が、学習者に書くスキルの向上だけでなく、自律性の育成や会話への積極的な参加等にも効果をもたらすことがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、プロセス重視の作文教育における、個別指導=ライティングカンファレンスが担う役割を明確に示したことにある。また、個別学習支援の意義・効果を明らかにするため、量・質的データ、分析を組み合わせた混合調査手法のモデルを提案した。実践としては、自律学習支援の一環として大学英語教育の場で個別作文指導を提供した。支援の提供を通して、書く力の他、学習者の主体性、交渉力、問題解決能力といった学生のコミュニケーション能力を育成した。
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