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日本語助数詞の使い分けを促す心理的・教育的基盤の解明

研究課題

研究課題/領域番号 16K16889
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 外国語教育
研究機関同志社大学

研究代表者

綱井 勇吾  同志社大学, 全学共通教養教育センター, 助教 (20772487)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード第二言語習得 / 日本語教育 / 語彙学習 / 助数詞 / 第二言語習得理論 / 第二言語 / 語の使い分け / 日本語 / 日本語話者 / 言語学 / 外国語教育
研究成果の概要

日本語にはモノを数えることば(助数詞)がたくさんあり、日本語を第二言語として学ぶ人には大きな問題となる。本研究の目的は、助数詞の意味の発達をシステムの構築という点から捉え直し、日本語を第二言語として学ぶ人たちがどのように日本語助数詞を使い分けているのかを調べる点にある。
研究成果は3点。1つ目は、日本語の熟達度レベルが高い学習者でも母語話者とは異なる使い分けパターンを見せる点。2つ目は、すべての助数詞が同じように難しいわけではなく、同じ助数詞なかでも学習されやすいものと学習されにくいものがある点。3つ目は、日本語の熟達度レベルや日本での滞在期間の長さは助数詞の学習とはあまり関係がない点である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の意義は2点。1つは、第二言語の語の意味の学習メカニズムに迫る点。もう1つは、学習教材の開発につながる点である。第二言語に熟達するには、語彙の量(どれだけたくさんの数の単語を知っているか)を増やすだけでなく、語彙の質(単語の意味や使い方をどれだけ詳しく知っているか)を向上させていく必要がある。にもかかわらず、第二言語に熟達していく過程で、語彙の質がどのように発達していくのかという知見はほとんど蓄積されておらず、語彙の質を促進するにはどのような働きかけをすればよいのかはわかっていない。本研究の成果は、第二言語の語彙学習教材の開発を進めていく上でも役立つはずである。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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