研究課題/領域番号 |
16K16918
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所 |
研究代表者 |
山本 祥隆 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 研究員 (50610804)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 木簡 / 地方財政 / 地方官衙遺跡 / 平城宮 / 平城京 / 年輪年代学 / 財政 / 平城宮・京 / 古代社会 / 法隆寺献納宝物 / 鳥取 / 年輪年代 / 平城 / 古代史 / 地方財政史 |
研究成果の概要 |
本研究では、まずは全国の木簡出土事例を網羅的に集成し、また木簡出土遺跡の現地調査や実物資料の熟覧調査を実施するなど、研究基盤の構築を行なった。その成果に依拠しつつ、資料の熟覧調査から得た知見に基づく論考や公出挙制に関する考察から古代地方社会の実態解明を企図する論考を公表し、他にも学会報告や講演会を行なうなど、多くの成果を多様な形式で発表した。 さらに、都城遺跡出土木簡の調査・研究や関連テーマの研究などとの相互連関を図り、多彩な成果を論考・学会報告・書籍など様々な形式で発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
木簡は脆弱な遺物であり、実物を調査する機会は研究者でも限られる。また、木簡は考古遺物でもあり、考古学的知見も必要という扱いの難しさもある。 一方、平城宮・京跡の発掘調査および出土木簡の調査等を本務とする私は、発掘調査の現場に立つ機会や木簡実物を取り扱う機会に恵まれている。その経験を活かし、全国各地の木簡実物を調査しながら挙げた成果は本研究ならではのものと言え、学術的意義は大きいと考える。 さらに、関連諸テーマとのリンクも図りつつ、一般向けも含めた広範な調査成果の公表を図るなど、大きな社会的意義も果たしたと考える。
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