研究課題/領域番号 |
16K16932
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ヨーロッパ史・アメリカ史
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
岡本 託 神戸大学, 人文学研究科, 人文学研究科研究員 (30611868)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 官僚制 / 幹部候補行政官 / 近代化 / 専門職化 / 地方行政 / ローヌ=アルプ地域 / 近代フランス / 中央集権 / 官僚制度 / ローム・アルプ地域 / バス=ノルマンディー地域 / ラングドック=ルシヨン地域 / ローヌ・アルプ地域 / 近代フランス史 / 官僚 / 地方行政官 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、19世紀フランスにおける地方幹部候補行政官の属性(出身地・出自・学歴・財産)、求められた資質、経歴の変化を用いて分析することで、地方幹部候補行政官の担い手が、旧体制期から続く地元名士から専門職化された近代的行政官へと変化したのか否かを明らかにすることである。研究成果として、産業革命後、19世紀に重工業や繊維業の発展により、飛躍的な人口増加を遂げたローヌ=アルプ地域(ローヌ県、アン県、ドローム県)をケース・スタディーに、地方幹部候補行政官の近代的変容を明らかにすることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は、近代国家にとって不可欠な存在である官僚制を通じて、社会が前近代から近代へと変容していく過程を明らかにするものである。本研究により、1850年代から、地方の幹部候補行政官の担い手が、地元の名望家から専門職化された近代的行政官へと変化していったことを明らかにした。このような近代社会における近代性を詳細に解明することにより、「近代社会とは何か」という根源的な問題の解明に資することができると考える。
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