研究課題/領域番号 |
16K16959
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
人文地理学
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
杉山 武志 兵庫県立大学, 環境人間学部, 准教授 (40647830)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 日系企業 / 現地化 / 都市集積 / 再領域化 / グローカル・コミュニティ / レジリエンス / グローバル中間層 / ドイツ |
研究成果の概要 |
グローバル化が進み日系企業や新興国企業の海外進出が活発になるなか、ホスト社会における日系企業集積のプレゼンスの問題が俎上にのぼりつつある。本研究ではドイツを対象に、日系企業集積のプレゼンスの斜陽化を抑える領域的制度の変革の方向性を研究した。理論フレームと事例研究から明らかになった点は、進出先のホスト社会とのしなやかな関係構築と当該ホスト社会での他国企業の動きに適応するグローカル・コミュニティの生成とレジリエンスの視点の有効性にあった。その際、プレゼンスに対峙しグローカル・コミュニティを進化させていくために日本の「再領域化」を克服することが一層、求められることも理解された。
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