研究課題/領域番号 |
16K16991
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
公法学
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研究機関 | 大阪市立大学 (2018) 中京大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
高田 倫子 大阪市立大学, 大学院法学研究科, 准教授 (80721042)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 法治国家原則 / 法の適用 / 行政裁量 / ドイツ / ドイツ公法学 / 公法学 / 金融市場監督 / 規整行政 |
研究成果の概要 |
行政による法の適用は、伝統的に、行政の法律への拘束と同視され、静態的・硬直的に理解されてきた。しかし、近年では、社会の複雑化・断片化にともない、法律によって行政活動を規律することが困難になっている。これを受けて、国内外の公法学では、立法レヴェルのみならず、行政レヴェルにおける法創出を認めようとする動きが見られる。本研究は、ドイツ公法学における、法の適用の動態的・創造的理論について調査し、我が国への示唆について検討するものである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
文献調査、研究者へのインタビュー調査、及び研究会・学会における意見交換を通じて、ドイツ公法学の状況を調査し、我が国への示唆について検討した。そこで得られた研究成果を、国内・国際学会において発表し、雑誌論文として公表することによって、国内外に発信すると同時に、フィードバックを得た。本研究により、近年我が国においても関心が高まっている行政法の解釈・適用の方法論に関する研究に対して、一定の寄与を行うことができた。
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